ブランディングとは、薄皮を積み重ねて築き上げる信頼の証(元浅草日の出湯・田村さん)

■今回の学び
ブランディングとは、自らの旗を立てたい方向を見据えて、
薄皮を一枚一枚積み重ねるような地道な行動で信頼を築き上げることである。
先日、台東区元浅草で銭湯を営む田村さんにお会いしてきました。
田村さんは廃業寸前だった銭湯を引き継いでから、設備産業である温浴事業を、
設備投資なしで、接客を改善するだけで売上を改善し、経営を立て直したという、
常識にとらわれない柔軟な思考をお持ちの方です。
また、ブランディングについても精通しておられて、
2014年には全国からブランディングされた企業があつまる
『スターブランドクラブ』にてAWARDを受賞されています。
そんな田村さんからブランディングの極意について伺ってきました。
■ブランディングとは、信頼を構築することである
ブランディングというと、個人的には服装や髪形を変えるなど、
派手なイメージがあったのですが、
実はそうではなくて、地道な行動を積み重ねて信頼を構築することだそうです。
例えるならば、薄皮を一枚一枚積み重ねて厚みのあるパイを作るといったところでしょうか。
信頼が構築されれば、人から応援されやすくもなるので、
成長速度も早まりますし、モチベーションも上がります。
■まず、自分がどうありたいか、そこがブランディングのスタート
地道な行動の積み重ねて信頼を得ることが大事、
といっても、自分が目指す方向がなければ迷走してしまいますよね。
という訳で、まず、自分のありたい姿を決める。
そこがブランディングの始まりだと、田村さんはおっしゃっていました。
■ありたい姿から行動に落とし込む
ありたい姿が分かったら、その姿と一貫性を持った行動を決めてゆくそうです。
これが行動指針、つまり、クレドになるわけです。
このクレドには、どんな些細なことでも構わないのでどんどん書いてゆくとよいそうです。
田村さんのお話を伺って、ブランディングとは、地道な行動の結晶であると思いました。
私も目標に向かって、一枚一枚地道な行動を積み重ねて、確固たる信頼を築いて行こうと決意しました。
また、田村さんは私のど素人な質問に対しても懇切丁寧に快く答えて下さいました。
お忙しいところ、お時間を頂きありがとうございました!
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